警察官になるには? 必要な資格や費用について
ここでは、学生から主婦、社会人まで警察官を目指している人のために、警察官になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。
警察官とは?
警察官とは、犯罪の予防や治安の維持、犯人の検挙、交通の取り締まりなどを行う仕事で、公務員の一つです。警察庁本庁に採用される国家公務員と、交番などの現場に配属される地方公務員に分けることが出来ます。多くの人がイメージする警察官は後者の地方公務員の方でしょう。ここでは、地方公務員の「警察官」になるための方法について説明します。
呼称としては、単に「警官」や「警察」と呼ぶこともあります。
警察官になるには
警察官になるためには、都道府県ごとに実施される警察官の採用試験に合格する必要があります。I類〜V類までの種別があり、受験資格はそれぞれ異なります。T類は大学卒業、U類は短大卒業、V類は高校卒業が基本的な受験資格です。なお、年齢は30歳未満でなくてはいけません。
試験内容について
試験は1次試験と2次試験があります。1次試験や一般教養試験と論文による筆記試験、および簡単な身体検査、適性検査、2次試験は身体検査や体力測定や適性検査などが実施されます。1次試験では資格の評定も行われます。
評定の対象となる資格には、剣道や柔道の段位、スポーツ歴、語学力(英語や中国語、韓国語)、情報処理の資格などがあります。
社会人から警察官への道
社会人から警察官になることも可能ですが、受験資格の年齢制限に注意する必要があります。30歳未満でなければ、警察官になることは出来ません。