俳優（役者）になるには【社会人・学生のための仕事辞典】

俳優になるには？必要な資格や費用について

ここでは、中学生や高校、大学生、社会人、主婦まで俳優を目指している人のために、俳優になるにはどんな方法があるのか？どのくらいの費用がかかるのか？について説明しています。

一般に俳優というと、テレビや映画で活躍する役者さんのことをイメージする人が多かもしれませんが、他にも演劇やミュージカルに出演する舞台俳優（劇団員）や歌舞伎に出演する歌舞伎俳優などがあります（歌舞伎の世界は非常に閉鎖的ではありますが、一応一般の人でも俳優になる道は用意されている）。

このページでは、主にテレビや映画に出演する俳優になるにはどうしたらいいのか、について説明していきます。

俳優になるためには大きく分けて３つの方法があります。

一つ目は、一般公募のオーディションを受けるという方法です。稀にテレビドラマや映画に出演する役者を一般から公募することがあります。このオーディションに合格して俳優デビューを目指します。但し、オーディションの倍率は高く、一般公募自体も数が少ないため、最も困難な道とも言えるでしょう。

二つ目は、劇団で活動をするという方法です。全国各地には大小様々な劇団が存在します。ここで、演劇やミュージカルの舞台俳優（劇団員）として活動しながら、俳優としての実力をつけていきます。活躍次第では芸能プロダクションからスカウトされる可能性があります。

なお、劇団に入るためには通常オーディションがある他、劇団に入ったとしても全員が舞台に立てるわけではありません。

三つ目は、芸能プロダクション（芸能事務所）に所蔵する方法です。俳優になるためには最も近い道と言えますが、プロダクションに所属するためには厳しいオーディションを勝ち抜かなければいけません。

俳優を対象にした専門学校やスクールなどがありますし、芸能プロダクションが運営する俳優の養成所もあります。ワークショップと呼ぶ場合もありますね。こういったスクールや養成所で俳優に必要とされるスキルを身につけながら、オーディションを受け続けるという方法もあるでしょう。

演技力や発生、滑舌など俳優として必要な基本的な力を身につけていきます。

基本的には年齢制限などは無い業界なので、実力次第では社会人から俳優になることも可能です。但し、まったくの異業種にいた人の場合は、養成所やスクールで基本的なスキルを学んでいくというのが一般的と言えます。