大工になるには? 必要な資格や費用について
ここでは、学生から主婦、社会人まで大工を目指している人のために、大工になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。
大工とは?
大工とは、建造物の建築や修理などを行う仕事です。七つ道具と呼ばれる道具を使って、実際の建築現場で施工を行う職人のことを大工と呼ぶケースが多いのですが、建築士として設計や工事監理を行ったり、CADを使って設計したりする人も広い意味で大工です。
ハウスメーカーによる施工が増えて、大工による仕事が減りつつありますが、最近では「小学生のなりたい職業」で度々上位に顔を出すこともあります。
大工になるには
大工になるためには、建設会社や工務店に就職する方法と、フリーランスとして活動している親方(棟梁)に弟子入りする方法とがあります。最近は弟子を取る親方が少なくなってきているので、建設会社や工務店への就職が一般的な方法と言えるでしょう。
学歴はあまり関係がないように感じるかもしれませんが、最近では大学出身者の大工も増えつつあります。大学で建築や土木について学んでおくと、大工としてステップアップするために必要な建築士の資格も取りやすくなるでしょう。
大工に必要なスキル・役立つ資格
先に書いたように、大工さんになるために必須の技術や資格は無いのですがが、持っていると役立つ資格や最低限身につけておきたいスキルは多々あります。
建築大工技能士
大工としての技能を認定する国家資格です。大工さんの資格としては最も認知度が高いといえるでしょう。大工としてスキルアップしていく上では持っておきたい資格です。
建築士
建物の設計や工事監理などを行うために必要な資格です。建築現場で直接施工を行うだけでなく、設計や監理を行う場合に必要になってきます。