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精神保健福祉士になるには? 必要な資格や費用について
ここでは、学生から主婦、社会人まで精神保健福祉士を目指している人のために、精神保健福祉士になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。
精神保健福祉士とは?
精神保健福祉士とは、精神障害者の保健及び福祉の分野に特化したお仕事です。、精神保健福祉センターや保健所、精神科病院において働くことが出来ます。
「社会福祉士」や「介護福祉士」と共に、三福祉士と呼ばれる国家資格の一つで、名称独占資格でもあります。
受験資格を満たし資格試験に合格することで、精神保健福祉士として働くことが出来るようになります。
精神保健福祉士になるには
精神保健福祉士になるためには、指定の学校を修了して受験資格を得た後に、毎年1回実施される精神保健福祉士国家試験に合格して、「財団法人社会福祉振興・試験センター」に登録する必要があります。
試験は筆記試験で15科目実施されます。社会福祉士の資格を所持している人は、申請によって10科目の免除を受けることが可能です。なお、試験は筆記のみであり、実技試験や講習などは行われません。
受験資格について
受験資格を得るためには、一般的には、保健福祉系の4年制大学にて指定科目を履修して卒業するか、4年制大学卒業後に精神保健福祉士指定養成施設を卒業する必要があります。4年制大学ではなく短大の卒業でもよいのですが、この場合は「相談援助実務」に1〜2年従事しなくてはいけません。
社会人から精神保健福祉士への道
社会人から精神保健福祉士になるには、上記受験資格を満たして資格試験に合格しなくてはいけません。受験資格を得るまでには、4年制大学の卒業者の場合は、精神保健福祉士指定養成施設を卒業する必要があるので最低1〜2年、そうでない場合は4年以上かかることになります。