社会福祉士になるには? 必要な資格や費用について

ここでは、学生から主婦、社会人まで社会福祉士を目指している人のために、社会福祉士になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。

社会福祉士とは?

社会福祉士とは、身体や精神上の障害などから福祉サービスを必要とする人の相談に応じて、助言や指導、援助を行う仕事です。ソーシャルワーカーと呼ばれることもあります。

「精神保健福祉士」や「介護福祉士」と共に、三福祉士と呼ばれる国家資格の一つで、名称独占資格でもあります。

受験資格を満たし資格試験に合格することで、社会福祉士になることが出来ます。

社会福祉士になるには

社会福祉士になるためには、毎年1回実施される資格試験に合格する必要があります。試験はマークシート方式であり、実習や講習などはありません。ただ、受験資格には注意しましょう。

受験資格について

受験資格はやや複雑であり、いくつかのタイプに分かれます。

一つ目は、大学または短期大学で指定された科目(福祉関連)を履修することです。短大の場合はさらに1〜2年の実務経験が必要となります。

二つ目は、社会福祉士の養成施設を卒業することです。養成施設には、「短期養成施設」と「一般養成施設」があり、それぞれ大学卒業や実務経験などの入学資格が求められます。

三つ目は、福祉事務所の査察指導員等の実務経験が5年以上あることです。

社会人から社会福祉士への道

社会人から社会福祉士になるには、上記受験資格を満たして資格試験に合格しなくてはいけません。大学で基礎科目や指定科目を履修していない場合は、大学に入り直すか、社会福祉士の養成施設を卒業しなくてはいけないために、最低でも4年程度の期間がかかってしまいます。

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