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専門看護師になるには？ 必要な資格や費用について
ここでは、学生から主婦、社会人まで専門看護師を目指している人のために、専門看護師になるにはどんな方法があるのか？どのくらいの費用がかかるのか？について説明しています。
専門看護師とは？
看護師とは、より質の高い看護を提供するために必要な専門看護分野の知識・技術を深めた看護師のことです。社団法人日本看護協会の運営する専門看護師認定試験に合格することで資格取得が出来ます。英語表記では「Certified Nurse Specialist」となるため頭文字を略してCNSと呼ばれることもあります。
認定看護師との違い
看護分野における高度な知識や技術を求められる資格には「認定看護師」と呼ばれるものもあります。専門看護師との違いがわかりにくいところですが、専門看護師の方がよりマネイジメント的な役割が強くなります。
専門看護師になるには
大前提として看護師資格（もしくは保険師・助産師）を持っている必要があります。まずはこちらの資格取得を目指しましょう。看護師資格を取得した後は大学院の修士課程を修了し実務経験も積む必要があります。
具体的には、看護系大学院の修士課程（２年間）を修了し、日本看護系大学協議会が定めている専門看護師教育課程基準の所定単位を取得します。実務研修も通算で５年以上必要であり、その中の3年間以上は専門看護分野の実務研修である必要があります。
ここまでの過程でようやく受験資格が満たされ、その後、筆記試験および書類審査に合格すれば専門看護師の資格が取得出来ます。また、資格は永久的なものではなく更新が必要です。更新期間は５年間であり、看護実践の実績や研究実績などを基に審査されます。
資格取得の方法についての詳細は、日本看護協会のページをご覧ください。
社会人から専門看護師への道
社会人や主婦から専門看護師になるためには、まずは看護師資格を取得しなくてはいけません。看護師資格を持っていない人や看護の実務経験がない人にとっては資格取得までにかなりの年月が必要なことになります。また、看護系の大学および大学院を卒業するための費用も必要です。
どんな仕事？ 専門看護師の仕事内容
専門看護師の業務内容は看護師よりも広範囲におよびます。
患者に対する看護業務の他、看護スタッフに対するコンサル（相談）や教育、保健医療福祉に関わる人たちに対するコーディネイト（調整）、看護分野における研究活動、などを行います。特に臨床業務よりもコンサルやコーディネイトといったマネイジメント的な仕事が多いことが特徴的です。