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言語聴覚士になるには? 必要な資格や費用について
ここでは、学生から主婦、社会人まで言語聴覚士を目指している人のために、言語聴覚士になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。
言語聴覚士とは?
言語聴覚士とは、言語機能や聴覚機能に障害がある人に対して、機能の向上や訓練、検査などを行う仕事です。医療系の国家資格の一つであり、言語聴覚士国家試験に合格することで言語聴覚士として働くことが出来るようになります。
働く場所としては、病院や診療所などの医療機関の他、教育機関や福祉機関などがあります。
言語聴覚士になるには
言語聴覚士になるためには、指定された養成学校を卒業した上で言語聴覚士国家試験に合格する必要があります。名称独占資格であるため、資格を所持していない人が言語聴覚士を名乗ることは出来ません。
受験資格について
受験資格を得るためには、厚生労働省が指定する養成所を卒業しなくてはいけません。養成所には専門学校(3年)と大学(4年)があります。言語聴覚士になるには、高校生を卒業してから最低でも3年が必要ということになります。
なお、一般大学を卒業して指定科目を履修している場合には、養成所の期間は2年間となります。
試験内容
資格試験は年一回(毎年2月)実施されます。試験内容は学科(筆記)試験のみであり、実技試験は行われません。
養成所(専門学校、大学)
言語聴覚士の養成所は全国各地に点在しており60校程度が存在します。基本的には主要都市のみに立地しているため、都道府県によっては学校のないところもあります。
社会人から言語聴覚士への道
社会人から言語聴覚士を目指す場合でも、まずは受験資格を満たさなければいけません。養成所に入って大学卒業者であれば2年、高卒者であれば3年が最低でも必要となります。