ボイラー整備士の資格について

ボイラー整備士とは、一定規模以上のボイラーおよび第一種圧力容器の整備を行う仕事です。業務を行うためには国家資格である「ボイラー整備士」を取得している必要があります。

資格試験(ボイラー整備士)の詳細

資格を取得するためには、ボイラー整備士免許試験に合格する必要があります。試験は年3回(6月、10月、2月)の実施です。

試験の内容

試験方法は、筆記(学科)試験のみであり実技試験や講習などは実施されません。試験内容は、ボイラー及び第一種圧力容器についての知識を問う問題が出題されます。整備作業や整備に用いる機材、薬品などに関する知識が必要です。

受検資格について

ボイラー整備士免許試験には受験資格が設けられています。基本的には「一定規模以上のボイラー又は第一種圧力容器の補助業務の実務経験」、もしくは「小規模ボイラー又は小規模第一種圧力容器の整備業務の実務経験」などが必要となります。詳しくは「社団法人日本ボイラ協会のホームページ」を参照してください。

科目の免除

二級ボイラー技士免許を所持していると、学科試験の一部が免除されます。

ボイラー技士とボイラー整備士の違い

違いがわかりづらくよく間違われるのですが、ボイラー技士とボイラー整備士はまったく別の資格です。ボイラー整備士の資格をもっているからと言って、ボイラー技士の業務が出来るわけではありません。

なお、ボイラー技士の資格を持っていることで、ボイラー整備士の試験の一部が免除されるという関連性はあります。

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