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社会保険労務士になるには? 必要な資格や費用について
ここでは、学生から主婦、社会人まで社会保険労務士を目指している人のために、社会保険労務士になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。
社会保険労務士とは?
社会保険労務士とは、年金や保険、労務の問題に関する申請書、届出書、報告書などの書類作成代行を行ったり、企業の労務管理や社会保険に関するコンサルティングを行ったりする仕事です。
呼称について
呼称としては、正式な名称である「社会保険労務士」の他に「社労士」や「労務士」と呼ばれることがあります。
社会保険労務士になるには
一般的には、社会保険労務士試験に合格して社会保険労務士名簿に登録することで、社会保険労務士として働くことが出来るようになります。
資格試験は、短大や高専卒業以上の学歴があれば受験することが出来ます。試験は年1回で8月の実施です。
実務経験について
資格試験の受験には実務経験は必要ありませんが、社会保険労務士名簿への登録の際に、「社労士事務所での2年以上の実務経験」もしくは「事務指定講習の修了」が必要となります。社会保険労務士になるためには、試験に合格するだけでは足りないということです。
中卒、高卒で社会保険労務士になるには
社労士国家試験の受験資格の学歴についての記述を見ると、大学の卒業者、または短大、専門学校の卒業者とあります。ただ、社労士国家試験については他の国家資格を取得することでも受験が可能となります。
そういった資格の一つに行政書士があり、行政書士資格を持っていれば社労士国家試験の受験資格が満たされます。行政書士資格には学歴は関係ありません(行政書士になるには)ので、中卒者や高卒者の場合は、まずは行政書士資格を取ることで社会保険労務士になることも可能です。
通信教育・通信講座について
社労士国家試験の勉強を通信教育を通じて行うことも出来ます。費用も安いので、専門学校に通うほどでも無いけど独学だとちょっと不安という人に向いています。ただ、通信講座を修了したとしてもそれだけで受験資格が満たされるわけではないため、社労士試験の受験資格の条件を満たしていない人は注意が必要です。
社会保険労務士になるにはいくらぐらいかかる?学費・費用について
大卒者もしくは短大、専門学校の卒業者であれば、社労士になるために必要な費用は国家試験の受験料ぐらいでしょう。一般的な社労士になるルートとしては高校卒業後に、大学・短大・専門学校を卒業するというものなので、それぞれの学校の学費が必要費用ということになります。
社会人から社会保険労務士になるには
社会人から社会保険労務士になるためには、資格試験に合格することは必須です。社会保険労務士名簿への登録に必要な実務時経験を積むことが難しい場合は、事務指定講習を修了することで代用が可能となっています。まずは資格試験の受験資格を満たして、別途、通信講座や夜間の専門学校などで勉強すれば、働きながら社会保険労務士を目指すことも十分に可能です。