ゲームプログラマーとは?
ゲームプログラマーとは、家庭用ゲーム機用のゲームソフトや携帯アプリのプログラムを開発するコンピュータエンジニアの仕事です。システム開発などを担当するプログラマーやシステムエンジニアとは分けて考えておいたほうがいいでしょう。
システム開発であってもゲーム開発であっても、プログラミング言語が必要であることに変わりはないのですが、開発工程などに違いが大きいため、まったく別の業界であると考えておいた方がいいでしょう。
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ゲームプログラマーになるには
基本的には、一般的なシステム開発のプログラマーと同様に独学でプログラミング言語やコンピュータに関する周辺知識を身につけるか、情報処理系の専門学校や大学に通うというのが一般的です。
専門学校について
専門学校を選ぶ場合、情報処理系の専門学校とゲームクリエイター向けの専門学校の2つがあります。どちらも2年制の学校が多いですね。
ゲームの専門学校の場合はゲーム開発に特化した授業を受けることが出来ますが、どうしても知識やスキルが偏りがちになってしまうというデメリットがあります。
必要な知識やスキル
プログラミング言語および、ハードウェアやソフトウェア、インターネットなどに関する知識が必要です。プログラミング言語については最低でも一つを習得しておく必要があります。
さらにゲームプログラマーになるには数学や物理に関する知識も欲しいところです。例えば、3Dゲームの開発には「行列」についての理解が必要になります。
資格について
ゲームプログラマー向けの有効な資格というものはありません。ただ、情報処理系の国家資格を持っていて損はないでしょう。基本的な知識を問われる「基本情報技術者」はプログラマーを目指す人におすすめの資格の一つです。
社会人からゲームプログラマーへの道
社会人からゲームプログラマーを目指す場合でも、独学、もしくは情報処理系の専門学校や大学に通うことになるでしょう。スキルの習得に必要な時間や費用が確保できれば特に注意すべきことはありません。ゲームクリエイター、ゲームプログラマーを専門とした学校もあるので、そういった施設も選択肢の一つになるでしょう。
仕事内容(ゲームプログラマー)
ゲームプログラマーの仕事は、簡単に言えばゲームのプログラムを作成することです。パソコンや家庭用ゲーム機を始めて、ポータブルゲーム、携帯アプリなどのプログラムの開発を行います。
一人で開発するというケースはほとんどなく、一般的にはグループでプロジェクトチームを組んで開発を行います。プログラマーのリーダーとなる存在をメインプログラマーと呼び、その他のスタッフをサブプログラマーと呼ぶことがあります。
メインプログラマーは、プログラムの核となる重要な部分のコーディングを担当する他、プログラマーチームのまとめ役となったり、ディレクターや他の開発スタッフとの調整役となったりします。